建売りではなく注文住宅で自分の理想の間取りや外観でお家を建てたい！
人生で一度と言っても過言ではない住宅購入で、この様なご希望のある方は多いですよね。

ただでさえ金額の高い住宅購入ですが、気が付くと予算オーバー！という方も。
しっかり予算も確保しておいたのに何故？

今回は予算オーバーの原因となってしまいそうな所をピックアップしてご紹介します。
注文住宅でお家を建てる予定の方は是非参考にしてみて下さい。

予算の見積りは大丈夫ですか？

住宅購入の予算＝土地の代金＋建物の代金
住宅購入の予算＝建物の代金（土地は既に持っている）
このような感じで住宅購入を考えている方、
恐らくこの段階で予算オーバーです。

何故なら住宅購入には他にも色々とお金がかかるからです。
土地建物の代金以外ならそんなに大きな金額じゃないでしょ？
と考える方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

住宅購入にはプラスで諸費用というものがかかり、
内容は外構費から手数料、税金などなど、、、人によって様々。
そして何百万円ものお金が必要となります。

予算の中の10％～20％は諸費用として見ておかないと金額がオーバーとなってしまうので注意しておく必要があります。

しっかりメーカーさんに予算を伝えられていますか？

注文住宅は1から希望を伝えて家の間取りなどを決めていきます。

メーカーさんとのやりとりが多いのが注文住宅の特徴ですが、
その際「これ以上の予算は出せません」
という明確な金額を伝えることが出来ないと予算オーバーしていくことに。

理想の家を作る為にメーカーさんもがんばっています。
なので皆さんの
「こんなのがあるといいな」
「こんなものを付けたら便利だよね」
と打合せのお話に出たものは、メーカーさんとしてはやはり取り入れてあげたいと思うもの。

そんな話を何回も繰り返している内に気が付いたら
「想像と全く違う金額になっている、、」
なんて事も。

金額についてしっかりお話が出来ていれば、担当者の方がストッパーとなってくれる可能性もありますが、そうでなければ理想をどんどん伝えた分費用が増えていってしまいます。

そうならない為にも
「この予算以上は出せない」
という金額をしっかり伝える必要があります。

その設備は本当に必要ですか？

新たに家を購入する際は設備を最新にしたいものです。
お風呂やキッチンなど、テレビや雑誌に出てくるようなものはやはり憧れの対象ですよね。

ただし、このような設備を全てハイグレードにしてしまうとどうしても予算オーバーとなってしまいます。

打合せをしていると全て魅力的に見えて判断が鈍ってしまいますし、
せっかく家を建てるなら、、と考えてしまいがちです。
一度冷静になってその設備は本当に取り入れないとダメなものなのかを考えてみて下さい。

「設備は後からでもつけることが可能」
と考えを変えてみることも予算オーバーにならない一つの手かもしれません。

もう土地はありますか？

住宅購入をする際に土地も購入する方もいらっしゃるかと思いますが、住みたい地域は決まっていますか？

2023年8月現在、長野市の土地は高騰し、平均坪単価は23万円です。
50坪の土地を購入するだけで1,000万円を超えてしまいます。

土地購入で多くの人は
「綺麗な正方形や長方形（整形地）で前面道路が広くて駅が近くて買い物も便利な場所で小中学校が近くて、、、、、」
と高い理想を持っているはずです。

多くの人が望む人気の土地は価値がある為、金額も高ければ競争率も高くなります。
平均坪単価なんて軽く超えてきてしまう可能性も。
そしてそれが予算オーバーに繋がってしまう事があるかもしれません。

その希望条件は絶対なのか、
どうしてもそのエリアでないといけないのか、
他のエリアならどれぐらい金額が落とせるのか、
しっかり比較してみて下さい。

もしかしたらそう思い込んでいるだけかも？！

広すぎる家を建てようとしていませんか？

家は延べ床面積が広ければ広いほど建築費用が上がります。
家を広くしようとすればその分材料費も増えますし、施工費用もかかるので当たり前。

ですが、せっかくの一戸建てなら広々とした空間にしたいと思ってしまう所。
そしてそれが原因で予算オーバーに。

今の理想でお家の広さや間取りを決めていくと家は広くなりがちですが、
その家はこの先何十年も住む場所です。

「お子さんが家から出て2階を全く使わなくなってしまった」
「家が広すぎて掃除がとにかく大変」
こんなお声も良く聞きます。

老後の生活しやすさも考えて広さを決めてみるのも良いかもしれませんね。

ウッドショック、材料費の高騰はご存知ですか？

「ウッドショック」ニュースでも聞いたことがあるかもしれません。

コロナ禍以降、輸入木材の供給不足と価格高騰が起き、建築費用はどんどん上がっています。
その結果、そもそも想像していた金額ではどうする事も出来ずに予算オーバー。

コロナ禍前の金額で予算を考えていたらもうそんな金額では買えなくなってしまった！
なんてお話もあります。

木材だけでなく、今は金物材料も価格高騰しているので家を建てる際は全体的に値上がりの傾向です。
そして、今後も材料は値下がりする保証はありません。

価格高騰は自分達ではどうやっても防ぐ事も出来ません。

ただし、高騰していると分かった上で住宅購入を検討すれば、
「その分設備は最小限に」
「人気エリアは避けて少し安い土地を」
「家の広さを少し小さめに」
と、工夫すれば、大きな予算オーバーは防ぐ事が出来ます。

しっかり検討した上で予算を組むことと、検討せずに予算を組むことでは全く違う結末になってくるはずです。

まとめ

予算オーバーになってしまう原因は他にもたくさんあります。
全体的に言えることは家や土地自体が数千万円という大金の為、10万円や20万円が安く感じてしまい、お金に関してマヒしてしまいます。
そして、結果的に大きく予算オーバーになってしまうという事です。

住宅購入という大金に惑わされず、
どんな家が必要なのかをしっかり考えてみましょう。

また、予算を決める順番を間違えてしまうとその後の生活が快適に過ごせません。
「住宅ローンでこれだけ借りれるからこの金額を全部予算にしよう」
と考えている方は危険です。

生活が変われば必要なお金の量も変わります。
余裕をもった資金計画をしないと、最終的には大事なお家を手ばなす事になってしまうかもしれません。

家づくりは
「建てること」が目的ではありません。
「建てた後に家族で幸せに暮らすこと」が目的のはずです。

その為には返済できるお金を予算として見ておく必要があるので、
住宅購入を検討される際に、まずは一度「家計の見直し」をしてみて下さい。

「どこでそんな事ができるの？」
と思った方、是非「賢者の家づくり・長野店」までご相談下さい！

この機会に予算についてや理想の家づくりのご相談、更には家計の見直しまで、一気に解決してしまいましょう。

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